
名前:藤本 啓介
資格:NESTA-PFT
ご挨拶:ステップゼロに込めた想い
代謝に至った経緯
多くのお客様をサポートする中で
- 食事制限で痩せない
- 運動の効果が出にくい
- 年々疲れやすくなってきた
これらの悩みに対し、一般的な方法では長期的な成果が見込めないと痛感しました。元々代謝の重要性は認識していましたが、長年の実践を通して、お客様が無理なく目標を達成するには、やはり『代謝』へのアプローチが不可欠であると再認識したのです。
代謝とは、食べたものをエネルギーに変え、体を作るための化学反応のことです。スムーズに代謝が行われれば、エネルギーが効率よく使われ、体は理想の状態へ。しかし、代謝が滞ると、食事や運動の効果が出にくく、脂肪が蓄積しやすくなったり、疲れが取れにくくなるなど、様々な不調につながります。
だからこそ、これまでの経験を活かし、「代謝を上げる」ことに特化したパーソナルトレーニングを提供することを決意するに至りました。
その伝え方を構想した裏側
ただ、「代謝が重要だ」と私自身が理解することと、お客様に分かりやすく伝え、実践に繋げることは別問題でした。
「代謝」という言葉を知っていても、その具体的なイメージを持つのは難しいもの。
どうすれば専門用語を避け、腑に落ちるように説明できるか。
どのようなトレーニングや食事のアプローチが、最も効果的に代謝改善に繋がるのか。
現在のステップゼロのメソッドや説明方法は、そうした試行錯誤や「どうすればもっと伝わるだろう」という構想を経て形にすることができました。
経歴と大切にしていること
主な経歴
トレーナー歴:13年以上
高校時代より自身の体づくりに励む。
フィットネスクラブ等での実務経験を経て、パーソナルトレーナーとしての活動を本格的に開始。
まだパーソナルトレーニングが一般的でなかった時期から、お客様一人ひとりに合わせた個別指導を提供してきました。
経験から大切にしていること
トレーナー歴は13年以上になります。この長い経験を通じて、知識や技術を深めることはもちろんですが、それ以上にお客様との丁寧なコミュニケーションがいかに大切かを学んでまいりました。
これまで多くのお客様と接する中で、一人ひとりのお話をしっかりと伺い、常に敬意ある言葉遣いと、ほどよい距離感を心がけています。
専門的な内容についても、専門用語をできるだけ使わず、分かりやすい言葉で丁寧にご説明することで、お客様が納得感を持ってトレーニングに取り組めるよう努めています。
もちろん、ご納得いただくための説明は丁寧に行いますが、必要以上に説明に時間をかけるのではなく、お客様が実際に「体を動かす」時間を最大限確保し、実践を通じてフォームや感覚を掴んでいただくことを重視しています。
指導方針・ステップゼロのこだわり
すべての土台となる「代謝」へのアプローチ
あなたの体を、長年乗り続けている大切な「車」だと想像してみてください。これから先も快適に、長く乗り続けるためには、日々のメンテナンスが欠かせませんよね。
まず基本となるのは、良いガソリンを選ぶこと、つまり**質の高い「食事」**を摂ることです。体を作る材料となり、活動のエネルギー源となる栄養をしっかり確保することは、車にとっても体にとっても、その性能を維持するための大前提と言えるでしょう。
しかし、どんなに良いガソリンを入れても、車の「エンジン」は、定期的にしっかり動かしてあげなければ、その性能は落ちてしまいます。使われなければ、どんなに優れた機械も本来の力を発揮できなくなってしまうのです。
私たちの体も、それとよく似ています。体の基本的な働きである「代謝」も、体を動かすこと(運動)によって適切に刺激を与えなければ、自然とその機能は低下し、いわば「鈍った」状態になってしまいます。
つまり、体という大切な車を最高のコンディションに保ち、その根幹である「代謝」をスムーズに働かせるためには、質の高い「食事」(良い燃料)と、体を適切に動かす「運動」(エンジンを定期的に動かすことと同様に重要)が、それぞれ大切な要素となるのです。
だからこそ、ステップゼロでは、まずこの「代謝」という土台を、食事と運動の両面から整えることを最優先します。この根本的なシステムがしっかり働いていれば、ダイエットや筋力アップといった目標も、より少ない負担で、かつ持続可能な形で達成しやすくなるのです。
※現在、ステップゼロではトレーニング指導と食事サポートを、それぞれ個別のサービスとしてご提供しております。ご自身の状況や目標に合わせてお選びいただけます。
効果と安全性の鍵「正しいフォーム」のトレーニング指導
私がトレーニング指導で最も重視しているのは、扱う重量の大きさよりも、一つ一つの動作における**「正しいフォーム」**です。
重い重量を扱ったり限界まで追い込んだりするトレーニングも確かに筋肉を成長させますが、それには相応のトレーニングスキルと、体を安定させるための体力・技術が不可欠です。
そのため、トレーニング経験が浅く、まだ動作を安定させるのが難しい段階の方には、必ずしも最初からお勧めする方法ではありません。
もちろん、専門的なテクニックを用いて、動作を安定させるために必要な筋力(スタビライザー)を安全かつ効率的に高めていくことも、パーソナルトレーナーの大切な役割だと考えています。
また、重すぎる重量に挑戦すると、どうしても意識が**「その重さを持ち上げること、支えること」だけに集中してしまい、体全体の連動性や、目的の筋肉以外の部位がどう動いているか、といった「動きの質」への意識**が疎かになりがちです。
ステップゼロが「正しいフォーム」「無理のないトレーニング」「全身を使う(意識する)トレーニング」を何よりも大切にするのには、このような理由があるのです。 マンツーマン指導だからこそできる、あなたにとって最適なフォームの習得を、責任を持って丁寧にサポートします。
無理なく続く、代謝が上がる食事:「しっかり・ゆるく」のバランス
「変わりたい」と「続けたい」。なかなか両立するのはむずかしいですよね。変わりたい、でも食べることを我慢ばかりするのは辛いですよね。」
だからこそ、私の食事指導では『しっかり』と『ゆるく』のバランスにこだわります。食事は、決して辛い修行ではありません。
- 『しっかり』とは必要な質の高い栄養は、きちんと確保すること。
- 『ゆるく』とは、それを無理なく継続するための柔軟性を持つことです。
代謝をあげるために基本となるのは、体が必要とする質の高い栄養素をきちんと摂ることです。
例:ビタミン・ミネラルを含む、PFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)
運動が代謝を『使う』側面が強いのに対し、食事には、運動だけではなかなか届かない、代謝活動そのものを可能にする『基礎』を築く大切な役割があります。
この基礎がしっかりしているほど、体全体の代謝『キャパシティ』があがります。
つまり、代謝上限が増えたり、代謝できる範囲が広がったりします。
体の受け皿のキャパシティが高ければ、たまに好きなおやつを楽しんだとしても(ゆるくしたとしても)、体がそれを処理できる余裕があるため、大きな問題にはなりません。
さらに、不思議と不必要な食欲や甘いものへの渇望も落ち着きやすくなります。私の経験でも、以前は大好きだったジャンクフードを、それほど美味しいと感じなくなったり。味覚そのものが変わることもあるんですよ。これは、栄養不足からくる衝動的な「もっと食べたい」という負のスパイラルを断ち切る第一歩。
一方で注意したいのは、「ゆるさ」の頻度と量です。たまの息抜きは大切ですが、それが日常的にキャパシティオーバーの状態を招いては逆効果。処理しきれなかった分は脂肪として蓄積されたり、不調の原因になったりすることも。バランスの見極めが大切です。
このように、日頃から必要な栄養を確保し、体のキャパシティを高めておくこと。これが、精神的な波に左右されにくく、無理なく健康的な食習慣を維持し、結果として代謝の高い状態を保つための鍵となります。
お客様へのメッセージ
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。最後に「ステップゼロ」という名前に込めた二つの想いをお伝えさせてください。
「ゼロからのスタート/リスタートを応援したい」
一つ目は、「ゼロからのスタート/リスタートを応援したい」という想いです。
「運動なんて全くしたことがない」
「若い頃に少しやったきり…」
「過去に挑戦したけど、挫折してしまった」
そんな、様々な「ゼロ地点」にいると感じている方が、安心して第一歩を踏み出せる場所。それがステップゼロの一つ目の意味です。
『代謝』こそがすべての始まり
そしてもう一つ。体づくりの本当の「ステップゼロ」は、体の土台である『代謝』である、という強い信念です。
代謝が整っていなければ、どんなに良いトレーニングや食事法(=ステップ1、ステップ2…)も効果を発揮できません。
だからこそ、あらゆる努力の大前提「ステップゼロ=代謝」へのアプローチを最重要視しています。